八ヶ岳森林文化の会 事業報告 2018.6.10

H30年度 事業計画・報告

事業報告

2018.6.10

炭焼き体験講習会

~吉田山の間伐材(ナラ)を利用して 炭づくり~    [森づくり部会]


日程: 6月10日(日)9時00分~ 6月17日 14時
場所:  茅野市 市民の森(吉田山)しなのがま
参加者: 延べ52名(一般参加者 延べ9名)


 “しなのがま”に炭材880kgを入れ、焚口の小枝に火を付ける。今年は、一般参加者の女性の方にガスバーナで火を点けていただいた。台風5号が関東沖を通過中のため、少し雨模様。火入れ後、ピザで昼食。
 当初、煙道温度の上昇が遅れ、心配していましたが、12日の早朝より“自燃”が始まり、どんどん煙道温度が上昇し、12日(火)14時に窯止めを終了できました。

トピック

事前準備 6月4日(月)

吉田山各所に置いてある炭材(ナラ)を“しなのがま”横に運ぶ。
・1/3は4月14日の事業部作業開始時に伐採した炭材
・1/3は昨年春に伐採して横河口に置いてあった炭材
・1/3は2~3年前に伐採して北コース奥に置いていた炭材
軽トラ2台分。この時、釜の下に敷く枝木の集材を忘れる。窯入れ当日に集材。


窯入れ、火入れ 6月10日(日)

“しなのがま”に炭材880㎏を入れ、焚口の小枝に火を付ける。今年は一般参加の女性にガスバーナで火を点けていただきました。台風5号が関東沖を通過中のため少し雨模様。火入れ後ピザで昼食。

火入れ

窯止め 6月12日(火)

当初、煙道温度の上昇が遅れ心配していましたが、12日の早朝より“自燃”が始まり、どんどん煙道温度が上昇し、12日(火)14時に窯止めを終了することができました。
“しなのがま”も9年経過し、あちこちに“ガタ”が来ており、窯止め用の赤土を押さえる木枠も作り直しました。

窯止め

窯出し 6月17日(日)

8時45分に着いたら、既に参加者皆様が窯出し準備を終了していました。
“しなのがま”側面の赤土、耐火レンガを取り除き9時16分に鉄板を開けました。
しかし、昨年と比較し全体的に炭が少ないように感じました。今回、炭材を川手が窯の中に入り積めましたが、人間性が出たのか詰めが甘かったようです。

しなのがまの焚口の右下側に未だ火が付いた炭が残っており、このまま焚口、煙突を開けると燃え出すと判断し、バケツで水を掛けました。窯出しの時に火が付いた炭が残っているのははじめてで、窯の中も従来と比較して、かなり温度が高かったです。

窯出し

窯出しで、初めて女性が“しなのがま”の中に入って炭を出しました。当会では、女性が釜の中に入る事を禁止したりしません。
全ての炭の重量を計測し並べてみると、昨年と比較して一山の量は少なく、粉炭が多く、炭もやや柔らかめでした。

木酢液は参加者で2ℓづつ分けてお持ち帰りいただきました。
➢ 炭 材 : 880kg
➢  炭  : 160kg
➢ 製炭率 : 18%  (平均的な値)
➢ 木酢液 : 1.5缶(約30ℓ)

炭を分配した後は、BBQで昼食。

炭

私たちは、このような活動を通じて人と森林との新たな関係を作り出し、豊かな森林を次世代にバトンタッチしたいと願っています。